私の住む松阪からすぐ近くにある鳥羽水族館でやっているショーの一つに「セイウチふれ合いショー」がある。
水族館は好きなので近隣はほとんど行ったことがあるのだが、さすがに海獣であるセイウチがショーを行う所はなかなか無いと思う。
ショーと聞いて多いのは大体、アシカ、ペンギン、イルカ、だろうか。
随分と昔に江ノ島水族館にいた巨大なミナミゾウアザラシの「大吉君」や「ミナゾウ君」は、一応ショーがあったが、エサを与えることくらいで、何か芸をした記憶はあまり無い。(やっていたらゴメンナサイ💦)
ところが鳥羽水族館の2頭のセイウチは芸をするのである。
例えば、大阪人に銃で「バーン」と撃つふりをすると、相手は「ウウッ」と言ってうずくまるというお約束があるが、セイウチがこれをやるのだ。そしてもう1頭が、その様子を見て「ゴホゴホゴホ」とゴン太君のように笑うのである。まるで人間がコントをやっているが如く、あの2頭のでっかいセイウチがそれをやるのだ。
私は信じられなかった。ビックリ感心してしまった。
その後も飼育員男性2人のお笑い芸人のようなやり取りに合わせて、ついクスクスと笑ってしまうような芸を、15分くらいやるのだ。
そして最後に「ふれ合いショー」だけに、触れることも出来る。大きい方は1トン近くあるそうなので、少しでも興奮したり暴れたりするようならショーどころではない。インド象が暴れて人を蹴散らしている動画を見た事のある方も多いと思うが、あれを思い出してしまうと、自分の目の前で起きていることが信じられない。
ここのセイウチ達は穏やかで賢い性格なのだろう。どれだけ触られようが、写真を撮られようが、あの巨体で人懐っこくサービス満点である。
短い時間だったが衝撃の出来事だった。
という訳で、若干ビビりながら写真を一枚(笑)
この記事へのコメントはありません。