筋トレにんげん応援チャンネル

実は私はYouTubeをやっている。
従って一応YouTuberということだ。しかしながら私の様な登録者数や再生回数がまだまだ少ない人間を「底辺YouTuber」と言う(苦笑)

内容はほとんど筋トレに関することだが、そもそも何故始めたのかと言えば、それは筋トレを再開した4年近く前に遡る。
ある時、日頃から何気なく見ているYouTubeで、筋トレに関連する動画を全く見たことが無かったので、一体どのような動画投稿があるのだろうかと思い、検索してビックリしたのだ。
それは一般の方が、自ら筋トレを行っている動画や、様々な筋トレ関連のノウハウ動画を、これまた一般の方がアップされていることだった。時代の流れとは言え、これに驚いた。

ちなみに私が20代の頃、筋トレに関する動画と言ったら、せいぜい通販で購入するビデオくらいしか無く、しかもそこに登場しているのはプロか、一部のトップアマくらいだった。それが今や自分で撮影し編集して、初心者だろうがベテランだろうがプロだろうが、それを世に公開してしまう時代なのだ。スマホの発達が世に与えた影響は凄いもんだ。

そして現在は何度目?かのフィットネスブームが訪れていて、筋トレ人口が増えたことにより、自宅で筋トレを行っている人の割合が増えた事にも驚いた。
私がやっていた20年以上前は、筋トレ好きであれば誰でも鉄アレイやエキスパンダーの類の1つや2つは持っていたもんだが、自宅をメインのトレーニング場として行っている人は私の知る限り、1人しかいなかった。
それは集める器具の種類が今ほど豊富ではなく、質も低かった。場所も必要であるし、何と言っても人のいる所で、周りの目を意識しながら筋トレを行うのと、たった一人の自宅で黙々と筋トレを行うのでは気持ちの切り替えや、気合の入り方が違うのだ。安全面でも不安がある。したがって当時は自宅をメインでやれる人はよほどの変人しかいなかった。

ところが現在は、販売している器具も種類が豊富で安価で安全である。質も高い。自宅に最低限のスペースや、家族の了承があれば、あとはバーベルなどの器具を揃えることによりホームトレーニングが可能となる。
ジムに通うだけの時間が無く、会費を払い続けることが勿体ない無いと感じる方にとっては、自宅での筋トレは好きな時に好きなだけ行うことが出来る最良の方法だ。従って今はホームジムでも結構質の高い筋トレを行うことが出来るので、そういった方法をとっている方が多い。(ちなみに現在は私もその一人である。)

そして一番驚いたのはそうしたホームトレーニーの多くの方がYouTubeに動画をアップしているのだが、その中には全日本大会にも出場するような非常にレベルの高い方もいるのだ。そんなレベルの高い方が、自宅のゴチャゴチャした室内に所狭しとバーベルなどの器具を置いて、その中で黙々と筋トレを行っているのである。(ついでに言うとこういった筋トレYouTuberの多くは一般的に考えて凄い身体の人が多い。)

そもそもFacebookやTwitterのようなSNSならまだしも、YouTubeに動画をアップするなんて、昭和人間の私からすれば、相当メカに詳しいか、映像オタクが多い(という偏見?)と思っていたし、筋トレをハードに行っている人間はよく「脳ミソまで筋肉」などと揶揄されるくらい、動画を作成編集してアップするような難しい事を、わざわざ行う人なんて極めて少ないだろうと勝手に想像していたので、この事実に衝撃を受けたのだ。

そして色々な動画を見ていて思ったことは、現在はネットを中心に情報が多いのは有難いのだが、情報が多すぎて、自分にとって何が正しいのか、合っているのかが判断出来ない人が多いことも分かってきた。
更に感じた事は、筋トレはハードに行えば行う程、怪我のリスクが付きまとうが、万が一怪我をしてしまった際に、どう対処しながら筋トレを継続したら良いか分からない人が多いと感じた。
私の本業は治療家であるが、筋トレをやっているのは勿論、指導の経験もあるので、それらを生かしながら、この医療的?分野を中心に動画を配信したら何かのお役に立てるのでは?と考え、自分のチャンネルである「筋トレにんげん応援チャンネル」を開設した。

基本的な内容は、筋トレでの怪我に関する事や、身体の使い方、筋トレにまつわる迷信の謎?などの内容を、ハウツー形式でNHKの教育番組のように淡々と進めて行くチャンネルだが、大した編集など行わずにアップしている。もっと凝った編集や内容にすれば登録者数など増えるはずだが、編集の仕方がよく分らないし、時間が無い(苦笑)

最初の動画をアップしてから2年以上は経過しただろうか。これまで累計すると50本くらい作成しただろう。昨年の後半は色々忙しく、動画をアップすることは出来なかったが、そろそろ頭の中で温めていた内容を録画しようかと思う。

上の動画はその中の1つ。この動画は筋トレの負荷に対し神経の働く割合について私見を述べた内容。実にマニアックな話だが、こういった内容に興味のある方は👍ボタンやチャンネル登録をして頂けると、更に私自身の励みやモチベーションアップに繋がるので宜しくお願い致します!

それにしてもこの2~3年くらいの間で皆さんの作るYouTube動画のクオリティが飛躍的に上がっている。YouTubeの編集をプロやプロ顔負けの一般人が作成していることも多々ある。
芸能人も次々と参入し、もう完全に一大メディアだ。こんなカオス状態の中、私のような底辺YouTuberは自然淘汰されないようにコツコツと動画を作成し続けるしか方法は無いので地道に頑張ろう。(^.^)/~~~

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