3日に行われたアメリカ大統領選挙だが、裁判があるので結果が正確に判明するのに一筋縄ではいかぬようだ。
現状ではバイデン氏が当確となり、新体制が発表され、日本や中国が祝電を送ったが、トランプは先日も「勝った!」とツイートしている。
4年前にトランプ大統領が誕生した背景には様々な要因があり、その後はこれまでの間、ある意味忠実にそれを実行してきたのだろうが、結果はトランプ大統領の独壇場のような感じになり、それに嫌気を指した米国民の半分強が今回はノーを突き付けた形となったように報道されている。しかし本当だろうか?何せアメリカ主要メディアは反トランプである。
中東の難民問題に端を発したグローバリズムの崩壊はバイデン新大統領の誕生によって一度待ったが掛かるのだろうか?
それに当のアメリカ合衆国の分断は収まるのだろうか?
少なくとも自国愛を掲げるあまり世界のトラブルメーカーのように見えたトランプが居なくなるとすると、融和を掲げているバイデン氏であれば、世界は様々な事柄がよりスムーズに進むような感じがする。自国の分断はひとます置いといて・・・。でも本当だろうか?
ただこれが我々の生活にとって良い事なのかは分からない。もしかしたら更に大きな格差を生んでしまうかも知れない。
しかし私の知っている限り、身の回りにはトランプ派が結構多かった。
自国愛を掲げるあまり他国との関係が思わしくなかったようだが、対中国においては強硬な姿勢を取っていた。
それが我々日本人にとっては頼もしく思えた事が要因ではないかと思う。これは安倍前総理の貢献も大きいと思うが・・・。
何せ日本の政治家であのような強気な対応が出来る人間は皆無である。トランプのようにプロレスのリングに上がってしまうくらいのパワーのある人間は居ないのか?だからこそバイデン氏に代わってしまうのが不安なのだ。
尖閣諸島はどうなるのだ?
中国はあの周辺をウロウロしているが、どうせその内、どさくさに紛れて上陸し、そして占拠し、周りを威嚇しながら「ここは昔から中国の土地だ」と言い張るに決まっている。
台湾も含めてあの海域で戦争が起きるのも時間の問題ではないか?
もしそうなったら親中派のバイデン氏はどうするのだろうか?
安倍元総理が憲法改正を行いたかったのはそれを考えてだったのだろうか?
日本も徴兵制度が再び始まるという予測もある。
(余談だが、今もし戦争が起こったとしたら第一攻撃はサイバー攻撃で一瞬で終わるらしい。戦争というとドンパチやるイメージがあるが、デジタル時代はそんなことは中々やらないそうだ。)
トランプという日本にとって頼よれる?「ジャイアン」はもう居ないかも知れない。この国も早く自立しないといけない。
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