メディアとの付き合い方

ブログの更新を随分とサボってしまった。
皆様お陰様で仕事がまずまずというのもあるが、今年になってから仕事以外の部分で色々とあり、中々ブログに意識を向けられなかったのと、たとえネタを考えていても、世間であらゆる事柄が次から次へと起こるので、書く内容が追い付いていかず、ボツになったのもある。で、私がここ半年くらいの間、気になる事柄の最たるものは「マスメディアの在り方だ」。

以前にも書いたが、1年くらい前からコロナを通してメディア報道のあり方に対してこれまで以上に疑問を抱いていた。
その間に他には、タレントの不祥事、アメリカ大統領選挙、池上彰発言、少し前にはオリンピック組織委員会会長であった森元総理の辞任に関する報道、最近では首都圏の緊急事態宣言の延長など。
とにかく何かスキャンダル的なネタを見つけたらメディアスクラムで総リンチを仕掛ける。昼のワイドショーなど何日間このネタをやっているのだと思うくらいにずっと叩き続ける。とにかくメディアはやりたい放題で、あたかも「自分たちは世論を操作している神様」だと思い込んでいる。
放送法第4条に公平中立とあるが、全く無視している。まあ報道しない自由というのもあるが、あまりにも国民の意識をないがしろにしていないか?と思う。

ただ厄介なことに日本のマスコミの信用度というのは世界中でも高水準にあり、70%近くが支持しているという。ちなみにこれは途上国並みの数字で、先進国の多く、例えば欧米諸国では大体30~40%だ。結構低いのに驚く。
ちなみに多くの先進国ではマスコミより政府の方が信頼度が高い。
つまり欧米でのマスコミは、日本で言う「新興宗教」ほどではないにしても、あまり信用してはいけない機関ということだ。
従って真実を知るには自分で色々調べて考える必要がある。

それに対し日本では大手マスコミの信用度が異常に高い為に、たとえ偏った内容を報道してもそれを鵜呑みにしてしまう人が多いということだ。そこを利用して大手マスコミはプロパガンダを仕掛け、結果多くの情報弱者が乗ってしまう。政府でさえマスコミに押し切られてしまうことが多い。「これが世論だ」と言わんばかりに。
ちなみにテレビを沢山見ている人ほど「幸福度が低い」というデータもある(苦笑)。
信頼度が高い為に、国民の多くはその内容を疑おうとはしない。だからたまに意見の異なる人とは、たとえ家族内であっても分かち合えないこともある。
お互い色々考えた上で意見が異なるならそれはそれで仕方ないし、外国では選挙の際に候補者の政策に対して、有権者が街中で議論している映像など見る事もあるが、この国ではそんな映像をほとんど見ない。

なぜだろうか?

それは戦後のGHQによって日本が骨抜きの民族になるように仕向けられたからだ。70年以上経過しても中々気づかない。ちなみに日本は政府も骨抜きのお花畑である。政治家すら気づかない人間が今でも多すぎる。外交などなあなあだ。
与野党のやりとりなど見ていてもいつもうんざりする。「国民を代表して議員になった人間がいつも何をやっているのだ」と。
しかしこれだけ世界中がきな臭くなっている時代にもうそれではマズイ。
だから安倍前総理は憲法改正を訴えていたが、それが真剣に議論されることはなかった。

では正しい情報と言っても何を見たら良いのか?

今やそれは大手メディアではないネットの中だろう。
ネットと言うと「そんな情報は信じられない」という意見もかつては多かったが、今は様々な情報がすぐに流れるので、よほど大手メディアよりも早く信憑性のある情報も沢山ある。どれが正しいのかは色々見て自分の経験と勘で判断するしかない。
あとネットは「若い世代しか見ていないのでは?」という常識?もあったが最近は違う印象だ。
YouTubeのコメント欄など見ていても、明らかに私よりも年が上の方がコメントしている事が多くなったし、とある有名政治系YouTuberの方によれば、そのチャンネルの登録者の3分の2は45歳以上で、3分の1は65歳以上だという。
つまりネットは今や、全世代が見ていると言っても過言ではない。
従ってテレビや新聞などの「オールドメディア」は中年以降の多くの世代で絶大な信頼を得ているかと言うと今の時代はそうでもない、となる。

テレビなど、まともな番組もあるが、それ以外はグルメかクイズばかりで全く面白くない。アメリカ大統領選挙の報道でも明らかにもなったが、日本のメディアは反トランプであるアメリカ主要メディアの内容をそのまま報道しているだけだった。自ら調べも取材も裏どりもせずに実に怠慢だ。現地特派員など何をやっているのか?
まあこんな体たらくでは国民に見切りを付けられるのも当然だ。

天気予報やスポーツの結果などは見るが、それ以外の内容は常に自分のフィルターを通して見ないと世の中が見えなくなる。多くの国民はもう気付いている。

自分のSNSにも書いたが、日テレや朝日新聞が赤字になり、電通も本社ビルを売却するというニュースがあったが、もうメディアの凋落は明らかだ。その内、あの山内証券のようになる日も近いかも知れない。

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