タイトルは何を意味しているのか、はて?。
これはケッペンの気候区分で用いる記号で、日本の気候の代表はCfa(温暖湿潤気候)で、A´maは私が即興で作成した今年以降の日本の気候である。
ケッペンの気候分類というと熱帯雨林とかツンドラとかいうやつだ。
2つ前のブログで「日本の夏は猛暑の夏」を書いたが、これは思わぬ反響?で結構アクセス数が多い。ありがとうございます。
日本の夏は猛暑の夏( ;∀;) | みなとまち接骨院 (minato-karadacare.net)
で、その内容は、いつから日本の夏はこんなに暑くなったのだ?という話なのだが、実際ところ今年の松阪市の夏は35度以上の猛暑日は意外と少なかった。
しかし毎日雨が降っていて、湿度が常に高かった印象である。そのせいか、この8月は珍しくバテ気味だった。
そもそも初めは6月下旬に梅雨明け宣言が出て、「随分早いな」と誰もが思いきや、ピーカンの日が続いたのも1週間だけ。その後はずっと雨の心配をしている毎日だし、9月上旬の今でもそれは変わらない。カラッと晴れ渡った夏らしい日なんて何日あっただろうか?記憶では3日くらいだ。
少し前になって気象庁が、「早々の梅雨明け宣言は間違いで実際は7月下旬でした。」と発表したが、それ以降も梅雨のような天気が続いている。
いつ雨が降ってくるか分からないので、自宅に居ても全ての窓が開けられないし、外出の際はもちろん閉めておかなければならない。洗濯物も外で干していいものか迷う。
それに私は一応ここまで通勤しているが、いつも傘を持っている気がする。
先々の予報を見ても雨マークばかりなので、釣りやゴルフの予定も立てずらい。そして降ったら降ったでスコールの様な大雨にもなるし、雷も多い。
この夏はホント困った。
今の日本は猛暑ばかりなので「亜熱帯」と言われて久しいが、それにプラスして夏季は「多雨」が追加されるのではないだろうか?つまり日本はもう温暖湿潤気候ではなく、亜熱帯夏季多雨気候に変わってしまったのではないか?と。
で、そんなことを考えていた先日、ラジオでとある気象予報士の方が、この夏の異常気象について説明をしていて、その中で衝撃的だったのは、「熱帯に梅雨はありません。あるのは雨季です。」とあった・・・・。
そうだ、その通りだ。今年の夏は梅雨なんて生易しいものではなく、もう夏の間はずっと雨季なのだ。まさか来年から毎年こうなるのか?参った。
そこで高校の時に使用していた地図帳を開いて気候区分を久々に見てみた。(地理が好きだったのでまだ本棚にあり、今でも何かあると見ている。昭和61年の本だが充分通用する。)
細かい事は省略するが、Aが熱帯、Bが乾燥帯、Cが温帯、Dが亜寒帯、Eが寒帯。
よく言われる亜熱帯は無かった、そうだすっかり忘れていた。Dの亜寒帯はあるのになあ。
しかしこの区分自体が100年以上前に制定されたものなので、ちょっと大雑把であり今の時代に当てはめるのは少々無理がありそうだ。地球温暖化が進んでいる影響で、世界各地で異常気象なんて日常茶飯事に発生している。大幅改定などあっても良さそうだが、やっているのだろうか?
私の頭が高校から進化していないだけなのか?
この日本も一応東京が基準だが、北海道と沖縄は違うし、アルプス山脈も平地とはもちろん違う。
日本は日本なりの気候区分がある。(上記のURL内に記載がある)
しかしそれにしてもこの夏の雨量はおかしいだろう。温暖湿潤気候は過去のものだ。
少なくとも北海道を除く日本には梅雨という概念がもう当てはまらず、夏の間は全て雨季。
つまり温帯ではなく熱帯だが、さすがに純粋に熱帯の条件は備えていないのでやはり亜熱帯だ。
だから亜熱帯に相当する最初の記号を勝手に考えて「A´」か「AC」とする。でも「AC」だとテレビのCMで見たような気がするし、「´」付きの方がスマートに感じる。
次の記号は「f」か「w」か迷う。これは雨量の多い少ないで表示が変わるのだが、日本からしたらどちらも極端なので、その中間である「m」だろう。ちなみに「m」はモンスーンの意味だ。台風が多いからこの際OKにする。
そして最後の記号は条件的に「a」となった。
従って今年から日本の気候は「亜熱帯モンスーン気候」つまり「A´ma」となり、晴れて私が認定した。
いつの日か専門家が検討してくれたら幸いである。( ̄▽ ̄)
この記事へのコメントはありません。