北へ

6月に友人の武ちゃんと釣りに行ったが、晴天微風というあまりの天候の良さに何の反応を得ることなく終わってしまったのが悔しくて、秋にリベンジしよう!と話し合っていた。

そこで今月の初めに再び挑戦することとなり、場所は前回の南端とは真逆の北端に向かった。

当日は4時半に武ちゃんの自宅に行き、そこから彼の愛車に乗せてもらい現地に向かった。
到着したのは6時半くらい。11月にもなると日の出が遅くなる。また早朝は結構寒い。

ボートを申し込んで荷物を持って乗り込む。前回はほぼ初めてだったので色々と要領を得ていなかったが今回は荷造りも含めて比較的スムーズだった。
当日は穏やかな天気であったが、昼から風が強くなるとの予報。
船舶免許無しでも乗れる小さいボートなので風には弱い。風が出るとその影響の少ない湾内がいいので、風の弱い今のうちに大海原に出ていく作戦にした。

しばらく走り、対岸に近づいたところでエンジンを止めて水中を覗くと綺麗なウィードが見える。ここは良さそうだ。早速タックルを準備し、投げる。
すると2投目の小型クランクベイトに手応えがあり、巻いてくると小さいバスが付いていた(笑)
10何年振りに釣った。久々だった。小さいとは言えこれでボウズで帰ることは無くなり、ひとまず安堵した。


ほどなくして武ちゃんもヒット。同じようなサイズではあるが、お互いキャッチすることが出来た。
もう安心だ。これで帰りの疲労度が数倍違う。
このエリアで武ちゃんの好調は続き、その後も3本追加した。
私は1本目以降は全く反応を得られなかったが、朝イチだけで2人で5本キャッチ。前回のボウズを考えたら上出来であった。

陽が上るにつれて風が強くなってきたので、風裏になるエリアに大きく移動し、その後も朝イチと同じようなウィ―ドエリアを探し、ボートを操作しながら投げて行った。

ところが朝の反応が嘘のように全く沈黙してしまった。
水もウィ―ドも綺麗だし、美味しそうなシャロ―エリアもあるのだが、魚の姿は少なかった。
ボートの姿も何隻か見えてはいるが、釣っている様子は無い。

昼過ぎには岸釣りアングラーの姿も多く見られるようになったが、皆さん厳しい様だ。こうなってくると我々の朝イチが奇跡だったのでは?とさえ思えてくる。

ボートの操作は後ろにある2馬力の船外機を武ちゃんが操作し、ゆっくり進む時は前にあるエレキモーターを私が操作した。が、恥ずかしながら私はエレキを扱うのは初めてである。釣りをしながら右足で前進と左右のかじ取りを操作するのだがこれが難しい。
踏み込む力加減次第なのだが、丁度よい加減に中々出来なかった。
プロの映像を見ていると簡単そうに操作しているが、初めて操作する私にとってそれは神業だったのだ。この日は風があったとはいえ、実際は直進することさえ難しく、前進したいのに後進してしまうことも何度もあった(T_T)

帰港時間も迫り、最後の勝負を考える。風は予報ほど強くはないので朝イチ入ったエリアに移動することにした。
大体この辺かな?という場所でエンジンを切り、あとは風に流されるまま釣りをする。
前回は湖流に乗っての釣りだったが、今回は風である。人がゆっくり歩くぐらいのスピードでボートは進んでいる。適度に移動してくれるのは良いのだが、風向きによって方向は左右されるので、思った方向に進まないこともある。
有望ポイントを何度も往復しながら2人とも集中して30分くらい投げたが朝の様にはいかず、無反応にまま終了となった。

結局釣れたのは朝のみでしかも小型ばかりであったが、とにかく釣れた事が嬉しかった。想定より天候も穏やかだったし、自然たっぷりの景色も最高だった。

帰りも武ちゃんのマイカーで桑名の自宅まで乗せてもらいながらワイワイと楽しいドライブとなった。

今回の結果に満足した私はこれで釣りのシーズンオフとなった。欲を言えば来年はもうちょいサイズアップしたい・・・。


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