無言の圧力

観葉植物のサンスベリアのローレンチ?をDaisoで購入し、鉢植えして飾るようになって1年半くらい経過しただろうか?
ゆっくりではあるものの成長している感じがするし、その前に鉢の植え替えをした当院のサンスベリアも順調だったので、「サンスベリアなら私でもいけるのでは?」と考え、今年の5月にもコメリでローレンチを購入して2つ鉢植えし、現在は待合室に置いてある。
そして翌6月には待合室に色が欲しいなと思い、小さく色鮮やかなサボテンを2つ購入した。サンスベリアは緑一色なのでサボテンが加わった事により少し雰囲気が変わった。

昨年から急にあれこれやり出した。
元々観葉植物にはそれほど興味は無かった。しかし開院祝いで頂いたサンスベリアが鉢の植え替えをし、ずっと院内に置いていたが、段々細くなってしまったので、自宅にあった元気なヤツを植え替えをして再度院内に置いたのだ。


昔は受付をやってくれていた母が土いじりが好きで、院の観葉植物全般をやってもらっていたのだが、今は現場にいないので必要に迫られ私がやり始めた。

仕方なしにやり始めたのは否めないが、やはり植物があると院内に生命感が宿るように思うし、そういった心掛けが患者さんへの活気にも繋がる感じがする。

ただ植物を育てるのは根気がいる。なぜならマニュアルこそいくらでも手に入る時代ではあるが、その通りやった所で正解なのかすぐには分からないのだ。結果が出るのに時間が掛かる。
コミュニケーションの取れないクワガタでも、まめに様子をチェックしていればコンディションの判断はある程度は可能(動きがある、エサを食べている、など)だが、植物はそうもいかない。せめて半月くらいしないと私にはよく分からないのだ。

サボテンも購入した時より少し大きくなってきた感じがするので、それに合わせて鉢を大きくした。
その時にYouTubeを何本か観て参考にしたのだが、店頭で売られている状態の鉢はあくまで販売用なので、本当は購入後すぐに専用の土を使って鉢植えした方が良いらしいのだ。
全然知らなかった・・・。
サボテンはマメに手を掛ける必要はないと言われるが、一応育て方の基本は知らないといけないし、常にコンディションは気に掛けてあげないといけない。
しかし植物は無言なので、何かしたとしてもそれが良いのか悪いのかは日数が経過しないと判断出来ない。
といっても「背が高くなっている」「根が張ってきている」「色が鮮やか」この3つくらいでしか判断材料が無い。

植物の専門家がYouTubeなどで「簡単○○の育て方!」などアップしているが、それはあくまで膨大な知識や経験の専門家が簡単そうにやっているだけで、無知な素人がそれをマネしただけでは同じようにはいかないのだ。
これは釣りでもゴルフでも治療でも全く同じことが言えるので、仮に参考にするなら鵜呑みにしない覚悟が必要だ。

観葉植物とはいえ生き物には違いないが、リアクションが乏しい所が素人にはもどかしい。
さらに今は冬なので水を頻繁に与えることも鉢植えすることも適さない季節。
日当たりと室温だけは適度にしているつもりだが、実際に彼らはどう思っているのだろうか?毎日その無言の圧力を受けながら気に掛けている。

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