ゴルフクラブは普通に使用していたら破損することは滅多にないのだが、グリップだけは劣化するので長年使用していると交換する必要がある。
劣化すると言っても一般的な場合で数年はもつだろう。プロなら頻繁にやっているかも知れない。
私は10年以上使用しているクラブもあるが、劣化によって交換した事はまだない。
自分でも嫌になる程に力感のあるスイングなのだが、実はグリップはユルユルなので摩耗が少ない。
練習やラウンドで一番出番が多いと思われる50度のウェッジはさすがにテカリが出てきたが、フルショットするクラブでは無いのでそのままにしている。

しかし私の場合は購入するクラブは全て中古品なので、前の所有者の使用感を無くす為に、よほどの新品でない限りグリップを交換する。
私は手が大きい方であるのと、左へ飛ぶのが嫌なのでグリップを太くした方が適している。それに私は全てのクラブを短く持つ。それら諸々の理由から日本人に標準的な太さのグリップは私には細いのである。
従って全て私のクラブは太めのグリップを、しかもテープ2重巻きにして更に太く重くして挿している。

いわゆるカスタムしているので新たに購入した際や、セッティングを変更した時などはグリップ交換が必要で、その時々でショップに依頼していた。
しかしこれがまあまあ面倒なのだ。
まずショップに持っていく必要があるし、スタッフがすぐに取り掛かってくれるとは限らないし、2重巻きなのでめんどくさいし、交換後は半日待たないと打てないし、当然だが工賃が掛かる。
ゴルフ好きの中には自分で交換してしまう方も多いが、専用の工具が必要だし、そうそうある事では無いのでまあいいか・・・と思っていたのだが、最近いらしたゴルフ好きの患者さんが「グリップ交換はパーツクリーナーがあれば自分で簡単に出来ますよ」とのこと。
何だって?パーツクリーナーならリールのメンテ用に持っているではないか!

ということでYouTubeでグリップ交換を検索すると動画があるある。なるほどこうやるのか・・・。
早速専用の両面テープだけは購入して自宅で挑戦すると何とか出来るではないか。手順や仕上がりはプロのようには行かないが、一応出来た。
何だ。今までは食わず嫌いだったのか。
これなら自分の思うタイミングで出来るし、手間は少々掛かるが費用はそれほど掛からないので今後はこの様にやる事にした。
仕上がりは美しくないがまあいいとしよう・・・( ̄▽ ̄)

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