先日、榊原ゴルフ倶楽部でのプレーが最後になった翌日に、以前患者さんから教えて頂いたミニゴルフ(ショートコース)を訪れた。
ここは明和町の大淀海岸沿いにあるキャンプなどのレジャー施設の一角に、ゴルフのショートコースがあり、ずっと行ってみたいと思っていて、やっと行ける日が来たのだ。
松阪近辺にあるショートコースというと亀山ゴルフクラブのある亀の子ショートコースと、津市の風早にあるショートコースくらいかと思っていたら、もっと近くにあったのだ。
しかもここはオーナーがゴルフ好きのようで、よくある箱庭のようなコースながらコースコンディションが非常にきめ細やか手入れされており、結構リアルなプレーが楽しめる。

基本的にはキャンプ場に宿泊される方がその一環で利用される施設として開設したのだと思うが、実際はアプローチを真剣に練習されるガチゴルファーの利用が多い。
料金は1回1時間で1000円。延長1時間が+500円。
この環境をこの金額で練習出来るならとても有難い。
私に教えてくれた方も、ボールを15球くらい持って行って、気に入った場所で30ヤードくらいのアプローチを中心に練習をされているそうだ。

実際のコースでプレーすると、数十ヤード以内の精度がどれだけ大切かが痛い程分かる。
しかし不思議なことに打ち放題の練習場でそれを徹底してやっている方は少ない。
20~30ヤードまでならやっている方は多いが、1~20ヤードとなるとかなり少ない。
実際のラウンドではそういった場面に遭遇することは多々あるが、打ち放題でなぜ練習しないのか分からない。多分こんなのコースで簡単に出来る。と思っているのだろう。実際はなかなか難しいと思うのだが・・・。
したがってここに来ているガチゴルファーはその大切さが分かっている方達なのだ。
皆それぞれで練習に励んでいた。

私も最初は9ホールを順番に回ったが、それ以降は周りの方の位置を確認しながら、空いている数ホールで10球くらい用いて様々なクラブや打ち方を試していた。とにかく芝の上やちょっとした傾斜から練習出来るのは実に有難い。実際のコースと練習場での大きな違いの一つはそこである。
そうしている内にあっと言う間に2時間経過してしまった。その間に私以外は5人くらい練習?に来ていた。皆さん熱心な方々だ。

この日は多少は汗ばむような陽気ではあったが、持参した水を飲むのを忘れるくらい練習に没頭していた。
今後はどれくらいの頻度で通えるかは分からないが、グリーン周りの技術が飛躍的にアップする為にもせめて月一回は行きたい。
魔人のようなウェッジコントロールを身に付ける為に。
榊原ゴルフ倶楽部に別れを告げた翌日が、たまたまこのミニコースに初めて行くタイミングとなった。
正に「さよならこんにちは」の不思議な巡り合わせだ。
何かのお告げのようなこの縁を大切にしよう。

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