渋野日向子プロ全英メジャー制覇おめでとう!(^^)/

先月に女子プロゴルフが黄金世代を中心に面白いと書いたが、それ以上に今回の優勝の衝撃は大きく、メディアでも大々的に取り上げられたので皆様もご存じかと思う。

女子プロゴルフ界の大御所である樋口久子や岡本綾子も大絶賛で嬉しい限りだ。

女子プロゴルフの黄金世代の中でも渋野選手はどちらかと言うと遅咲きで、実は今シーズンに入るまで名前を知らなかったが、5月に国内での大きな大会であっさり優勝し、「今後を期待できる選手が出てきた!」と感じた。
しかも契約クラブはPING社で、私がずっと使用しているメーカーと同じだったので親近感も湧き、それ以来注目していた。

技術的な部分はヘタクソな私が語る資格は無いが、サクサクしたプレースタイルと、あっけらかんとした性格が良い方向に出ている感じで、7月にも優勝し、賞金ランクも日本人で2位まで上がってきた。

私が感じる渋野プロのストロングポイントは最終日に崩れないメンタルの強さだ。
更に今回の全英で衝撃的だったのは、映像で何度も流れていることだが、試合中にも関わらず、ギャラリーとグータッチやハイタッチ、更には写真撮影やサインまで行っている姿だ。
通常は優勝争いともなれば、緊張と集中で人を寄せ付けないような雰囲気を漂わせているもんだ。
そもそも練習ラウンドやプロアマ戦ならそういったことも許されるが、決勝ラウンドはルール的に御法度と思っていたので、これにはビックリした。
しかもトップタイで迎えた最終ホールでも同じ立ち振る舞いだった。例えば2位と10打差くらいのトップで最終ホールに臨むのであれば、それくらいの余裕があるのも分かるが・・・私にとっては初めて見る、何とも微笑ましい光景だった。

しかし根本的にはトップ争いの重圧や緊張は絶対にあるだろう。ましてや今回は世界のトップクラスが相手な訳だ。ただ本人とすれば、そのように振舞った方が、気持ちがほぐれ、結果的に良いプレーに繋がることを知っているのだ。ソフトボールの投手もやっていたので、そういったことが経験的に身に付いたのだと思う。
それに海外の試合自体が初めてだったので、失うモノが何も無かったもの大きかっただろう。でなければ最後のパターなどあのようには打てない。あの松山英樹プロもビックリの驚愕パッティングだった。

この優勝によって大いに沸き立つのは嬉しい事だが、彼女にとってはこれからが大変だ。岡本綾子はよく「初優勝すると、周りを取り巻く人や環境が変わるので、予めの心構えが無いと周りに潰されてしまう。自分をしっかり持っていないといけない」とコメントしている。正にそうだ。
恐らく金目当ての卑しい人間も沢山寄ってくると思う。以前のように静かに暮らすことは難しいかも知れない。周囲の雑音をいなしていくことはトーナメントで優勝することよりも遥かに大変だろう。

渋野プロには自分を見失わずに突き進み、業界をけん引する存在になって欲しい。そして彼女に憧れてゴルフを始める子供達が沢山増えて欲しいと思う。

女子プロゴルフの黄金世代

最近、女子プロゴルフ界が面白い。

単純に男子と比較して華やかというのもある。それに飛距離がアマチュア男性とよく似ているので、テレビ観戦していてイメージがし易い。それに何と言っても若手が沢山台頭していて戦国時代になっている。実績のあるベテランはもちろん中堅選手も必死だ。

特に現在、米ツアーで活躍する畑岡奈沙に代表される98年生まれの黄金世代の勢いが止まらない。
きっかけは5年前に、勝みなみが15歳当時、アマチュアでプロのトーナメントに優勝したことから始まる。これによって同年代のレベルや自信が増し、それらがプロ入りし、現在の女子トーナメントを席捲している状態だ。
他には新垣比菜、河本結、渋野日向子、原英莉花、大里桃子の合計7人が既にトーナメントで優勝を達成している。
特に今シーズンは渋野日向子が2勝を上げ、日本人ランクのトップにいる。他には前半から中盤戦にかけて、河本結が好調で上位をキープしている。
この二人はこれからの女子ゴルフ界をけん引していくのでは?と思わせるような勢いだ。

最終戦は11月だが、それまで全く目が離せない。

では逆になぜ男子人気が低迷しているのか?
まあ単純に選手会長の石川遼や、米ツアーで何度も優勝している松山英樹に続くスターがいないということだ。

一応、男子ツアーでも昨年は初優勝した若手が何人も出て、いよいよ世代交代の機運が高まりつつある。私個人としては楽しみな部分も多い。が、周りのオジサマ達は皆揃って「男子はつまらん」と言う。確かに女子プロと比較すると地味なのは否めない。


それに現在は、選手の体力やクラブの性能などが向上するに従って、飛距離がとんでもなく伸びている。180ヤードくらいの距離なら9番アイアンを持って平気で狙ってしまう。これなどアマチュア男性にすれば、女子プロとは大違いで、テレビ観戦していても全くイメージが湧かない(苦笑)。

しかも男子も女子もそうなのだが、飛距離の出る豪快な選手よりも、小技の上手い選手が結局は成績が上になるのだ。特に日本の男子プロはそうだ。
だからプレースタイルがこじんまりとしてしまう。飛ばすだけでは勝てない。それはゴルフをやったことのある人間であれば分かることなのだが、これが観ている方としてはどうも熱や力が入らない。
しかし海外のトップ選手は飛ばし屋でも勝つ。マキロイ、ダスティン、バッバ、ケプカなど。
なぜか?それは技術力やメンタル力が日本のトップ選手と比較しても遥かに高いからだ。残念ながら今の日本人選手では、海外の飛ばし屋のような選手はいない。それだけにどうしても全盛期のジャンボ尾崎にオジサマ達は思いを馳せてしう・・・あんな豪快な選手がいたらなあ・・・と。

全盛期のジャンボのドライバーの飛距離は当時の世界トップと比較しても数ヤードしか違わなかった。しかも多くのプロも口を揃えて言っているのは、小技も抜群に上手かった。だから強かった。

という訳で男子プロは何度か実際に観戦したことがあるが、女子は一度も無いので是非足を運んでみたい。

以上、ヘタクソなくせに生意気なこと言ってスミマセン💧