スピンが掛かると喜ぶ!

またゴルフの話である。今回は珍しくざっと100ヤード以内を責めるウェッジについて最近の考えを書いてみる。

ウェッジとは一般的には9番アイアン以下のクラブで、主に100ヤード以内で使用するクラブである。
スコアメイクには上級者ほど100ヤード以内のアプローチ&パターが重要になるので、全ゴルファーがクラブセッティングの中で、どういう組み合わせにするのか悩む部分なのだ。
ちなみにウェッジとは「楔(くさび)」の意味で、ヘッドのソール形状からそう名付けられた。

現在使用してるのは10年以上前に中古で購入したPING社の「iウェッジ」のロフト50、56、60度を持っていて、実際に使っているのは50、56の2つである。
そのうち大半は50が出番で、ボールを上げないと行けない状況や、バンカーなどの場合に56を持っていく。

なぜこの2種類のロフトかというと、当時も今も?ウェッジときたら52,58が主流だったので、ドヘタの私がそんな「いかにも玄人的」な組み合わせを使ってもその意義がまるで分らないだろうから、それ以外の組み合わせをセレクトしたのである。
後々になって調べたら一般的なアイアンセットや初心者ハーフセットなどは50,56の組み合わせが当時は多かったので、自分のセレクトは間違いでなかったのだとホッとした記憶がある。

で、その2つのウェッジだが、私が中古で購入したのが2013年くらいだったが、発売から数えるともうすぐ20年になる。随分と年数が経過している。フェース面も傷だらけだ。

ゴルフ話で「ウェッジの買い替え時は?」というのがよくあり、皆が悩むところなのだが、プロは「溝が減ってくるので1か月」という人もいれば、タイガーウッズは極端で「1試合」らしい。メーカー契約しているからそんなことも可能なのだが、我々アマチュアはそんなの無理だ。

しかしある有名プロコーチなどによれば、「ウェッジは新品でも1年くらいで交換して欲しい。」とコメントしていた。
確かに個々の使用頻度にもよるが、熱心にゴルフをやっている方であれば1年間での使用量はかなりの数になるだろうから、それくらい使えばフェース面が摩耗することにより感覚は変わるだろう。だから資金に余裕のある方はそうすればよいが、私のような庶民はそうもいかない。

使えそうな中古を悩んで悩んで購入し、溝が少々減ろうとも何年も使用するのである。

それに溝とならんで頭を悩ますのがロフト角を何度の組み合わせにするのか?またバンス角は何度にするのか?ソール形状はどうするか?シャフトは?など多岐にわたる。

私が以前通っていた練習場に勤めていたプロによると「ウェッジは金が掛かる」とボヤいていたらしい。当時はその意味が分からなかったが、今はその理由がよく分かる。とても真似は出来ないが・・・。

私は以前から長いクラブが苦手なので、前述した上級者とは違う意味で100ヤード以内が重要な分、ウェッジの練習は割合的に多くやった方だと思う。ゆえに今でも少しづつ上手くなっている実感はあるのだが、それに比例してウェッジに求める性能が変化してきた。

特にグリーン周りのアプローチは基本的に50度で転がすのだが、最近はもうちょっとフワッと上げないかとか、スピンが効いて止めれないかとか、実力に対して無理な願望が芽生えてきた。

実際のラウンドをやっていると思うのだが、難しい状況でボールをフワッと上げたり、スピンが効いてボールが止まったりすると、同伴者から「おおーっ!」となる。こういった技術的に難度のある技が上手くいくとみんな大喜びするのだ。

だからそういった歓声をもっと受けたくなるのが人の性だが、まあそれはさておき、スコアメイクするに当たってもう少し球のバリエーションを増やせないか思案しだした。
そうとなると、これを実現するには発売から20年近く経過した私のウェッジでいいのだろうかと疑心暗鬼になってきたのだ。もっと私に適したピカピカのウェッジがあるのではないかと・・・。

ところが真剣に探すとなるとこれがまあ大変。
中古ショップを見て回ったり、私の必殺ヤフオクで検索しても無数に出てくる。
メーカーとロフト角とバンス角とソール形状とシャフトを組み合わせたら何万通りもの種類があるのではないかと思う。
候補を何種類か上げて芝の上から試し打ちでも出来ればよいが、そんなことさせてくれないので、現実にはスペックを確認し構えてみて「これなら上手く打てそうだ。」と思ったら購入する。か、それと同じクラブをネットで見つける。

しかしショップには沢山のストックがあるのもも、いざ探してみると「これだ!」というのは中々見つからない。しかもウェッジとなると最低でもロフト角の組み合わせで2本は必要なのだ。
不思議なことに1本は見つかっても組み合わせの2本となると見つからないのである。ここが何とも悩ましい。それに特に中古のサンドウエッジはバンカーでも使用するのでフェース面が傷だらけになっている。従ってとても購入する気にはなれない状態のクラブが多い。

気に入ったのが見つからないのであれば、今のウェッジが大きな不満がある訳ではないので使い続けるのも手だが、やはりもっと新しいのも気になる・・・。

そこで先日ラウンドした際、同じグループに競技シングルゴルファーの方がいらしたので、ラウンド後にウェッジの買い替え時についての疑問をぶつけてみた。
シングル程の上級者になれば、溝の有る無しや、スピン性能に拘るだろうから毎年くらいに買い替えているだろうと勝手に想像していたが、その方の解答は意外なものだった。

要約すると
・私のウェッジは10年以上前に中古で購入した。
・溝は削れてピカピカになりかけている。
・構えた時の顔がよく、インパクト時にボールの下にフェースが入っていくイメージが湧く。
・溝は無くても正しくインパクトすればスピンは効く。
・これが気に入っているので、新しいのは今のところ不要。

大体こんな感じだった。

衝撃的な話で面を食らった。勝手なイメージで解答を想像していた自分が恥ずかしくなった。 

ウェッジというと一般的には溝!とかスピン!とかをアピールしているが、ツルツルのフェースでもスピンを聞かせる達人もいるとは聞く。まさかこういった上級者が身近な所にいたのだ。
強調されていたのは自分のイメージ通りにインパクト出来るクラブであるかどうかが大切なようだった。ちなみにこの方はその日に74という驚異的なスコアで上がられた。それゆえ説得力は絶大であった。

スコアを良くするにはクラブセッティングはとても重要な分、ヘタクソな人間はクラブにそれを求めてしまう傾向があるが、上級者であっても自分に合っているという確信があれば、多少は使い古されたクラブであっても、それを自分の腕として大切に使い続けていくタイプの方もいるのだ。
そういう私も1Wや5Wは12年くらい前のクラブを使っているではないか。それと似たような感覚なのだろう。

ついついここ数年の間にリリースされたウェッジばかりを探していたが、そればかりではないことを改めて認識した。頭の中を一度リセットして再度考え直してみよう。


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