新年度スタート

と言っても4月を迎えて1ヶ月近く経過したのか・・・。

私は以前のブログでも書いたが、1年で春、特に3月が1番好きなのだ。
理由は簡単に言うと、苦手な冬が終わって少し暖かくなり、春からの新年度にワクワクするからである。

しかし今年は違った。1月のブログで書いた通り、年明けすぐのラウンドで一緒に行った父が足首を骨折し、松葉杖生活となったのでサポートが必要となった。そして父が献身的に介護していた認知症の母の世話も多くの部分で私ら夫婦が行う必要が出てきた。
院の仕事をしながら世話をしなくてはならない。特に嫁さんには大きな負担となり、目まぐるしい日々を過ごす事となった。
予定では骨折のギプスが外れるのが7週間後だったので、ひとまず2月一杯この暮らしが続くので覚悟を決めて頑張った。
が、しかし、80歳の父の足は2月末の時点では骨の癒合が今一つでもう1週間延期となった。
そして翌週にギプス固定は外れたのだが、まだ両松葉杖のままで、骨折した足への荷重は3割までであった。
その翌週に松葉杖は片方のみとなったが、荷重は5割まで、その翌週に7割、その翌週に松葉杖なしでの歩行を許可された。とは言え、まだ普通には歩行は出来ない。
体重を掛けると痛いらしい。カオスな状態はまだまだ続いた。

この時点が3月末の状態。しばらくは痛々しくびっこを引いていた。
この頃に近所200mくらいにあるコンビニに歩いて行ったら痛みの為に途中で引き返してきた。
まだまだ不安定だ。当然これでは母の介護も不安がある。

しかしそこは真面目な父。病院のリハビリは週一で行ってはいるが、マッサージくらいしかしないようなので、自宅にあったストレッチボードとハンディマッサージ機を渡し、筋トレを指導したら徐々に回復してきた。4月末の今現在では松阪駅までの歩行も可能だ。歩行姿勢もやや違和感はあるくらいまで回復してきた。
母の介護も9割以上が可能となり、私ら夫婦(特に嫁さん)の負担もようやく解放されつつある。
ここまで実に4ヶ月掛かった。

サポート期間が始めの時点より随分長くなったがひとまずここまで来たことにホッとする。
今月になって少し余裕が出てきたので、松阪城址に花見に行ったり、夫婦で鈴鹿の森ゴルフ倶楽部でラウンドもした。
しかし母の状態は1月の時点よりも症状は僅かだが進行しており、これまで以上に気に掛けていかなければならない。
昨年の暮れは補助しながらなら階段を昇って2階に上がれたが、最近では10㎝くらいの段差でも怖がってしまいスムーズに昇降が出来ない事もある。
父の骨折以前は、母の介護に関する細かな実情は父に任せっきりだった部分があったが、今回のことをきっかけに細かく知ることが出来た。
この4ヶ月は大変であったが、ある意味これ以降の母への覚悟が出来上がった期間でもあった。

早い所は27日からGWのようだが、当院は5月1日~5日である。
ホテル代やガソリン代から何から何まで値上がりしているし、どこに行っても人だらけなので、GW休みは専ら静養に充てるつもりだ。1月からの疲労をオーバーホールして6日からの仕事を新年度のつもりで頑張っていこうと思う。

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