肩コリはなぜ起こる?

今回も患者さんとの会話ネタである。

先日、当院にもう10年以上通って頂いている同年代の方からの質問で、「何で肩コリってなるんですか?」と唐突に聞かれた。
以前のブログでマッサージのことについて書いたが、治療家の視点からすれば普通のことでも、一般の方からすると、「何でそうなるの?」「これは治るの?」「まさか悪い病気では?」と考えることはごく自然なことである。
ちなみにその患者さんはよくパソコンをされる。あと日頃の精神的ストレスもよく訴えていた。で、その時に私は、

【パソコン時の不良姿勢→、支える筋肉が疲れて張ってくる→血流が悪くなる→肩の筋肉に栄養が回らなくなる→肩コリが発生する。】

あと、「眼精疲労も関連しています。」と簡潔に答えると、「なるほど。」と納得してくれた。

ついでに言うと、パソコンでもスマホでもそうだが、操作中の姿勢でよくある、[猫背で頭部が前に出た状態]というのは、頚や肩の筋肉にとって結構な負担となる。
普段は意識しないが、ハッキリ言って頭部は重い!
同じ大きさのスイカやメロンなど持ってみれば分かるが、結構な重さである。ボーリングのボールと比較してもさして変わらない。
それが前のめりになっているので、頚肩の筋肉が一所懸命に支えているのである。そら負担が掛かる訳だ。
ちなみに身体というのは、姿勢を真っすぐにし、骨格で重さを正しく支えている状態であれば、かなりの負荷にも耐えられる。
インドの女性?などが頭部に物を乗せて歩いている姿などをイメージすれば分かり易いが、正しい姿勢をしているので運べる。もしこれがスマホを操作している姿勢であれば、これほどの物を乗せるのは不可能だ。

あとは精神的ストレスによっても発生しますよ。とも答えた。
随分前の話だが、今回とは別のある患者さんが、株式投資していた会社の株が、何かのトラブルによって暴落したというニュースを聞いた途端に、頚肩が急に凝ってきて、当院にマッサージに来た、ということがあった。これなどまさに精神的ストレスによって肩コリが発生した分かり易い例である。

他にあるのが寒冷刺激である。つまり冷えだ。
単純に冷えれば血行が悪くなるので、筋肉が縮まり凝ってしまう。
これからの時季はエアコンの冷気のせいでコリが発生することが増えていくので、特に冷気は直接身体に当たらないようにすることが大切である。
とは言ってもオフィスでは、座席の位置が決まっていることが多い。どうにも避けようの無い場合は、ストールなど頚に巻いて冷気を凌ぐのがよいだろう。

更には筋肉の疲労や、使い痛み、頚椎由来など、原因を挙げれば他にもいくつかあるのだが、文章が長くなってしまうので、はなはな簡単ではございますが、今回はここまで。
関連する内容はまた書きます(^^)/

投稿者:

Ken Hagiwara

10代の頃から身体運動学に興味を持ち、20代に スポーツクラブのトレーナーとして勤務。数年後、 更に勉強をし、皆様のお役に立ちたいと考え、 東京医療専門学校に入学。そして卒業と同時に 国家資格である「柔道整復師」、「はり師」、「きゅう師」、 「あんま、マッサージ、指圧師」を取得。 その後、整形外科、接骨院、鍼灸施術所等で修業を行い、 2003(平成15)年10月より出生地である松阪市湊町で開業。 地域の皆様のお陰で只今、16年目を迎えております。 ・中央接骨師会所属 ・日本手技療法協会会員 ・患者満足推進委員会会員 ・松阪商工会議所所属

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