イップス

イップス(イップス症状)は心の葛藤(意識、無意識)により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼす心理的症状です。 スポーツ(野球、ゴルフ、卓球、テニス、サッカー、ダーツ、楽器等)の集中すべき場面で、プレッシャーにより極度に緊張を生じ、無意識に筋肉の硬化を起こし、思い通りのパフォーマンスを発揮できない症状をいいます。※Google調べ

イップスは私の趣味のゴルフ界ではごく一般的な現象で知られる。
特にパターイップスが多く、プロやトップアマなどがこれに悩まされている方が多い。
プロのパターは、「パット、イズ、マネー」と言われるだけに、たった数十㎝の距離でさえ「もしこれを外したら・・・」順位、賞金額、シード権争いなど色々マイナスなことを考えてしまったり、また失敗を繰り替えすことにより、身体がスムーズに動かなくなってイップスになってしまう。
そこで、ルーティンを考え、グリップやパターの形状を色々試し、メンタルトレーニングなどを積み、これを克服する為に全員が努力をするのだ。

ゴルフの場合はパターが1番多いが、もちろんそれ以外のクラブでも発生する。

私にとってゴルフは趣味の1つで、当然プロの様に生活は掛かっていない。
しかしこれまで数十回はラウンドしていると思うが、その中で「あれは軽いイップス状態だったのでは?」と思う経験をしている。

1つ目はアイアンで、私は気持ちよくクラブを振ろうとすると全て左に飛んでしまうので、これを矯正するのに色々試した結果、グリップをウイークに握るようにした。
すると左には飛ぶものの、その幅が小さくなるので、スコアメイクに役立つと考え、練習し実践のラウンドで何度かやってみた。
がしかし、初めは良いが、終盤になると違和感が出るのだ。
打つ前の素振りまでは問題無いが、いざ打つとなると、腕にキューっと力が入ってしまい、どう動いて良いのか分からなくなってしまう。で、その状態で打つとロクな球が飛んで行かない。間違って右に逆玉が出ればOBになることもある。
こうなってしまうとラウンド中の修正は無理で、もうお手上げである。後半のスコアはガタガタであった。これが何度もあった。
グリップをフックに戻すとこの現象は少なくなるのだが、そうすると球は左に飛ぶという無限ループになってしまう。結局これを克服するのに2~3年掛かったと思う。現在もグリップはウイーク気味だが、以前ほど違和感は無くなった。しかしたまに逆玉が出る不安と闘っている。

2つ目はグリーン周りのアプローチだった。
これもアイアンと同じで、素振りの段階では良いのだが、いざ打つとなると力が入ってしまい、ダㇷって球が50cmくらいしか進まない。またそれを嫌うとトップしてしまい、グリーンの反対側に落ちてしまう。OBにはならないが、とても情けないミスである。
グリーン周りの技術はスコアに直結するというが、私の場合はそんなレベルではなくもっと初歩的な未熟さのミスである。
苦手意識を抱えたまま年数が経ったが、ある事をきっかけにその意識が変化した。
それはある冬に亀山GCにある亀の子ショートコースに行った時だった。
数日前にドカ雪が降り、その影響でずっと日陰になっている部分はまだコースがぬかるんでいた。
特にグリーン周りに多く、そこにボールが飛んでしまうと次に打つのが大変である。
ダㇷると前に飛ばないのは勿論、クラブが泥だらけになる。トップすればグリーンの反対に飛んでしまう。この状況ではクリーンに打つしかなかった。
平日の亀の子は1度料金を払えばコースは回り放題なので、いつも3周は回るのだが、そんなアプローチを何度かやっている内になんとなくコツを掴んだのだ。
それと昨年からよく利用している練習場が、昼間は時間内打ち放題をやっているので、近い距離のアプローチをパカパカ沢山打つことが出来る。しかも全打席に弾道測定器があるので自分の打った球の飛び方がよく分かる。
これは苦手意識を克服するのに役立った。
お陰で今はアプローチが好きになり、ラウンドでの楽しみの1つとなった。

3つ目はドライバーである。これが現在進行形で私を困らせている。
アマチュアは80を切るまではドライバーの出来不出来がスコアに左右すると言われるくらい1打目の位置が次以降の攻めに大きな影響を与える。正にそうだ。

私の場合、初めは良いのだが、ラウンド終盤になるとこの状態になってしまい。打球の行方が取っ散らかるのである。特に狭いコースで多い。
他のクラブと同様、素振りの段階では「こういた感じでクラブを振って・・・」と意識していたのが、いざ打つとなると腕に力が入ってしまい、どう動かしたらよいか分からなくなってしまう。しかもその時点で動作を止れずに、そのまま打ってしまい、大きなミスをしてしまう。
これを何度もやってしまうのだ。これが出てしまうとラウンド中の修正は不可能である。
酷い時は終盤に5連続OBなどあり、この状態になるとラウンドにならない。
軽く数打は損をしているので実に勿体ない。

狭い、又は立ちにくいホールが連続すると「OBになるのでは?曲がったボールが誰かに当たってしまわないか?」など考えてしまいダメになる。しかし広いコース(この辺りでは名松、フェニックス、鈴峰など)では発生しない。つまり完全に私のメンタルと技術の問題である。
ではドライバー以外を使用したら良いではないか?と思うのだが、ラウンドの1番の楽しみはドライバーを打つことなので、特に後半ハーフのスコアはガタガタでもこの状態は仕方ないと考えている。

さてこれを克服するにはどうしたら良いか?

答えは単純である。
①狭いホールで動じないメンタルを身に付ける。
②6~7割の力感で良いので同じスイングが出来るようにする。
③呼吸を意識し、リラックスする。

これに尽きるだろう。

ちなみに話題のchatGPTで検索してみたらこうなった。
User
ゴルフのドライバーショットがイップスになった場合の解決法を教えて下さい。

ChatGPT
ゴルフのドライバーショットにおけるイップス(Yips)は、ゴルファーにとって非常に厄介な問題です。イップスは、パットやチップといったショートゲームにおいても現れることがありますが、ドライバーショットにおいても同じように対処することができます。以下に、ゴルフのドライバーショットにおけるイップスの解決法として考えられるいくつかのアプローチを示します。

1、スイングの変更:
イップスの克服には、スイングの変更が有効な場合があります。ゴルフコーチと協力して、スイングのテクニックやフォームを見直し、不安定な要素を改善しましょう。

2、メンタルコーチング:
イップスは精神的な要因に起因することが多いため、メンタルコーチングが役立つことがあります。リラクゼーションテクニック、イメージトレーニング、コンセントレーション向上の方法を学び、プレッシャーを軽減しましょう。

3、プレッシャーの管理:
ドライバーショットにおけるイップスは、プレッシャーの影響を受けやすいことがあります。試合中や練習中にリラックスし、楽しむことを心がけましょう。プレッシャーを軽減するために、マインドフルネス瞑想などの技術も試してみてください。

4、クラブの変更:
イップスが特定のドライバーに関連している場合、クラブを変更することも考慮に値します。新しいクラブを使うことで、心理的なブロックを解消しやすくなることがあります。

5、訓練と練習:
イップスを克服するには、練習と訓練が必要です。定期的な練習やトレーニングルーチンを確立し、自信を取り戻すのに時間をかけましょう。

6、フィジカルコンディショニング:
ゴルフのフィジカルコンディショニングを向上させることで、スイングの安定性や力強さを増すことができます。柔軟性と筋力を向上させるエクササイズを取り入れましょう。

7、プレッシャーのシミュレーション:
プレッシャーの下での状況を模擬練習することで、実際の競技でのイップスに対処する力を養うことができます。練習ラウンドやシミュレーション競技を積極的に行いましょう。
イップスを克服するには、個人に合ったアプローチを見つけることが重要です。ゴルフコーチやメンタルコーチと協力し、問題の特定と解決に取り組みましょう。また、焦らずにコツコツと練習を続けることが成功への鍵となります。

ということだ。ごもっともでございます。

さて何から取り組もうか・・・。

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