女子プロゴルフの黄金世代

最近、女子プロゴルフ界が面白い。

単純に男子と比較して華やかというのもある。それに飛距離がアマチュア男性とよく似ているので、テレビ観戦していてイメージがし易い。それに何と言っても若手が沢山台頭していて戦国時代になっている。実績のあるベテランはもちろん中堅選手も必死だ。

特に現在、米ツアーで活躍する畑岡奈沙に代表される98年生まれの黄金世代の勢いが止まらない。
きっかけは5年前に、勝みなみが15歳当時、アマチュアでプロのトーナメントに優勝したことから始まる。これによって同年代のレベルや自信が増し、それらがプロ入りし、現在の女子トーナメントを席捲している状態だ。
他には新垣比菜、河本結、渋野日向子、原英莉花、大里桃子の合計7人が既にトーナメントで優勝を達成している。
特に今シーズンは渋野日向子が2勝を上げ、日本人ランクのトップにいる。他には前半から中盤戦にかけて、河本結が好調で上位をキープしている。
この二人はこれからの女子ゴルフ界をけん引していくのでは?と思わせるような勢いだ。

最終戦は11月だが、それまで全く目が離せない。

では逆になぜ男子人気が低迷しているのか?
まあ単純に選手会長の石川遼や、米ツアーで何度も優勝している松山英樹に続くスターがいないということだ。

一応、男子ツアーでも昨年は初優勝した若手が何人も出て、いよいよ世代交代の機運が高まりつつある。私個人としては楽しみな部分も多い。が、周りのオジサマ達は皆揃って「男子はつまらん」と言う。確かに女子プロと比較すると地味なのは否めない。


それに現在は、選手の体力やクラブの性能などが向上するに従って、飛距離がとんでもなく伸びている。180ヤードくらいの距離なら9番アイアンを持って平気で狙ってしまう。これなどアマチュア男性にすれば、女子プロとは大違いで、テレビ観戦していても全くイメージが湧かない(苦笑)。

しかも男子も女子もそうなのだが、飛距離の出る豪快な選手よりも、小技の上手い選手が結局は成績が上になるのだ。特に日本の男子プロはそうだ。
だからプレースタイルがこじんまりとしてしまう。飛ばすだけでは勝てない。それはゴルフをやったことのある人間であれば分かることなのだが、これが観ている方としてはどうも熱や力が入らない。
しかし海外のトップ選手は飛ばし屋でも勝つ。マキロイ、ダスティン、バッバ、ケプカなど。
なぜか?それは技術力やメンタル力が日本のトップ選手と比較しても遥かに高いからだ。残念ながら今の日本人選手では、海外の飛ばし屋のような選手はいない。それだけにどうしても全盛期のジャンボ尾崎にオジサマ達は思いを馳せてしう・・・あんな豪快な選手がいたらなあ・・・と。

全盛期のジャンボのドライバーの飛距離は当時の世界トップと比較しても数ヤードしか違わなかった。しかも多くのプロも口を揃えて言っているのは、小技も抜群に上手かった。だから強かった。

という訳で男子プロは何度か実際に観戦したことがあるが、女子は一度も無いので是非足を運んでみたい。

以上、ヘタクソなくせに生意気なこと言ってスミマセン💧

 

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