シーズン初フィッシュ🎣(^^)/

前回のブログでシーズン開幕のことを書いたが、その日のレポートである。

この日は春日井市に住むチームのリーダーに旧海部郡を案内してもらった。
海部郡(現あま市)は初めて訪れたのだが、ここは日本の雷魚釣りの黎明期より全国的なメッカの地域だった。
現在の雷魚ゲームの基本的なスタイルはこの地域が発祥といっても良い。

海部郡は土地が低い水郷地帯で、地域の産業の為に水路が至る所に発達している。
未護岸の水路には底藻や浮草などが繁茂し、それが雷魚にとって都合の良い環境になっていた。
しかし古くからの水郷地帯であっても、平成以降の現代は、街の近代化によって、あらゆる物が新しくなってしまい、昔ながらのノスタルジックな風景は一変してしまっている。それによって水辺の生物は住み家を追いやられ、やがて消滅してしまう状況が至る所で起きている。
しかしそのような状況で、全国的に雷魚フィールドが次々消えていく中でも、名古屋という大きな都市のすぐ近くにある海部郡が今でも一応雷魚フィールドとして成り立っている事が私には不思議でならなかった。
今回もかつてからの貴重なポイントに護岸工事が行われて様子がいくつも見られたが、この様な事は常時どこかで行われているのだ。もちろんこの海部郡でも、今までに潰れてしまったポイントは無数にある。
それにも関わらず令和になった今でも一大フィールドとして存在し、かつ1年に何本かは大型魚が上がる海部郡はどのようなエリアなのか見て回ることが今回の楽しみであった。

午前9時に集合し、目ぼしいポイントを昔話を交えながら半日かけて色々と案内してもらった。
ポイントといっても水生植物は生えていないので(かつては至る所に生えていた)一見するとただのドブ川のような所が多い。私であっても知らなければ素通りしてしまうような所が多い。
しかしそんな所でも何十年もの間、世代交代をしながら雷魚が生息し続けているのに驚く。
よほど水中の環境が維持出来ているのだろう。
それと海部郡の特徴として、水路が広範囲に繋がっている所が多いので、雷魚にとっては水位や水質の変化に対応して常に条件の良い場所に移動出来るのだ。
さらにその繋がりは狭く浅い水路から、幅が広く水深のある川などに合流している場合もある。
それが結果的に釣り人からのプレッシャーを避けることにも繋がる。
釣る側からしたら、実績のあるポイントであっても、訪れる度に水位が浅すぎたり深すぎたりする事があるので、ちょうど良い場所を常に探さなければならない。さらに川幅が広く水深のある場所などに移動されると、とても攻めずらいのでお手上げだ。
その辺りが40年近く経ってもフィールドとして成り立っている所以だろう。

結局、この日は中型を1本キャッチする事が出来た。そこはリーダーが昭和の頃から通っていた伝統ポイントであった。干上がりかけた川の水深のある所に一度だけ姿を見つけたので、その周辺を慎重に探っていたら喰ってくれた。しっかりした体格だったのでエサも充分にあるような環境なのだろう。私はこのようなポイントでコンディションの良い雷魚を釣る事が出来て無性に嬉しかった。4月に釣ったのも随分久しぶりの事だったし、遠征の初場所だったのも意味合いとして大きい。

初の海部郡は、状況こそ年々厳しくはなるものの、よそ者の私でも1本キャッチする事が出来たし、フィールドとしての特徴もおぼろげながらも見えてきたモノがあった。しかも地元ではもう見る事が出来ないような大型魚の姿も見えた。やはりポテンシャルはまだまだ健在だ。今回の貴重な体験を元に、再び挑戦したくなった。

午後3時過ぎに別れ、近鉄にロッドを持って乗り込んだ。
首都圏では釣り客が竿やクーラーボックスなどの一式を持って電車に乗っている風景は珍しくないが、三重県では皆無である。周囲の方の奇特な視線に耐えながら私は帰路に着いた。

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