鈴峰花見ゴルフ倶楽部

先日の休診日に、釣りチームのリーダーと鈴鹿にある「鈴峰ゴルフ倶楽部」でプレーした。

ゴルフが人生で久しぶりのリーダーとは、一緒に長島のショートコースで2回プレーしたことがあるのだが、「もうそろそろ通常の18ホールでプレーしましょう。」となり、お互いのアクセスで中間地点となるこのコースをセレクトした。鈴鹿インターからも3分と近いし。
本当はもう少し県北部が地理的には良さそうだが、鈴鹿より北部はプレー料金が跳ね上がる。
だからよく名古屋近辺のゴルファーは鈴鹿や伊賀方面のゴルフコースまでコスパの為に遠路はるばる行くのだ。もう少し庶民の味方になって欲しいが、何でも物価高騰の時代なのでこの傾向はますます拍車がかかるだろう。

まあそれはさておき、実は鈴峰ゴルフ倶楽部は30年前のサラリーマン時代に1度プレーした記憶があるのだが、行ったという記憶以外何も頭に残っていない。
つまりコースに関しては全くの初めてと同じである。
しかも今回は本格的なコースは25年振りというリーダーと一緒にプレーをするので、多少は「ガイド兼キャディ」的な役割も担うべく、事前に色々とチェックして臨んだ。
そしてリーダーには予め何度か連絡し、準備しておく事柄を伝えた。

前日はいつもより早く寝たのだが、ワクワクしているせいで2時間くらいで目が覚めてしまった。
そしてその後はほとんど寝れないまま起床時間となってしまった。小学生の遠足状態であるがテンションが上がっているので平気である。(しかし実際小学生の時、遠足前に寝れなかった記憶は無い。オッサンになってから何故こんな状態に度々なるのか自分でもよく分からない・・・苦笑)

5時半に出発し下道で現地に向かう。早朝なので高速を使っても15分くらいしか変わらないので大丈夫だろう。中勢バイパス以降は恐らく初めて通る道だったが、予定より少し早く、ちょうど1時間で到着した。

早目に着いたつもりだったが、何とリーダーは先に着いていた。
いや~遅れて申し訳ないです。オレより気合が入っているのかも?
慌てて車を停めるが、早朝なので駐車場も空いているからすぐ近くに停めれる。早朝の特権だ。

クラブハウスに入り、リーダーに色々説明しながら受付を済ませ、準備に入る。
ズラッとカートが並んでいる中、自分たちのカートは先頭から2番目。7時37分スタート。
まだ時間は充分にあるので、ドライビングレンジに向かった。
この辺りのコースではそれが無い所も結構あるのだが、もしあるのなら出来る限り練習はしたい。
(但し、時間にゆとりが無いと無理だが)
ドライビングレンジは奥行き40ヤードしかないが、それでもミートの感覚と出玉の方向を確認出来るだけでも有難い。
その後はパターを少し練習し、スタートホールに向かい、前の組との間隔を計ってスタートした。


鈴峰ゴルフ倶楽部を知っている方に伺うと「広くて攻めやすいコース」とのこと。
私の知っている中では「名松ゴルフグラブ」に似たコースのようだ。
確かにここはティーグランドに立つと、ゴール地点のピンフラッグが見えている場合が多い。つまりドッグレッグホールも殆ど無い。高低差も少なくティーショットもそこそこ振っていける。何て楽しいコースだ(笑)

まあしかし100切りゴルファーとしては全てにおいて慎重にやっていかないと痛い目に遭う。
リーダーの様子を常に気にしつつも、本日の自分のクセの傾向を早く掴まないといけない。

早朝スタートということもあり前半はサクサクと進んで行った。
私は1wが散らばってしまい2打目に木がスタイミーになるなどもミスが相次いだが、100ヤード以内はまずまずで何とか100切りペースでやっていた。一方のリーダーは慎重派なので手堅く前に進めてはいるが、1wが時々スライスし、2打目以降がつま先上がりから打たねければならないなど、練習場とは異なる複雑な足場の状況に四苦八苦していた。これはラウンドデビューすると誰もがぶち当たる壁である。
これはラウンドを重ねて慣れるか、それが出来ない場合は、状況に応じた出玉の傾向を知って、練習場で色々試していくのが1番よいと思う。僭越ながら「経験者は語る」である。

ハーフを終えてクラブハウスに戻る頃には人が増えてとても賑わっていた。
まだ人の少ないレストランで昼食を済まし、長めの休憩の後に後半スタートとなった。

前半と打って変わってコースは大混雑しており、ティーショットは全てのホールで2組待ちの状態であった。
前半は待ちが一切なく、ペースが早かったせいでリーダーは体力的にやや辛そうだったが、これなら後半は体力を温存しながらラウンド出来る。

プロの試合をテレビ中継で見ていると、ボールを打った後に優雅にフェアウエイを歩きながら移動するプロの姿をいつも目にするが、アマチュアは上手な人以外は「打ったら次のクラブを3本持って走る」である。
そして斜面を昇ったり、谷を下ったりしながら必死になってボールを探し、ハアハア息を切らしながらボールを打つのだ。私など今でも1ラウンドすると12000歩くらいはカウントする。
慣れていないと足腰の疲労感はもちろんのこと、集中力にも影響する。

しかもこの日は天候に恵まれ気温も上がってきたため、後半はこのペースで良かったかも知れない。桜も満開だったのでそれらも眺めながらのラウンドとなった。

18ホールが終了し、私は辛うじて100切り。リーダーは一応ベストスコア更新?となった。
実戦での難しさを改めて感じたラウンドで、しかもちょいちょい私が説明しながらだったが楽しめただろうか?
私としてはゴルフに対して更に意欲が湧いてくれれば幸いだが。

4月から10月は釣りシーズンとなるので「次は11月にやろう!」と誓い、今回はお開きとなった。

今日のリーダーは年度末の超多忙の中、練習もままならない状態でのラウンドとなったが、今回の経験を生かして次回は更にバージョンアップしてくれる事を期待し、私はまた下道でゆっくり帰路に着いた。



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