サーキットクルーズ

私が車やバイクなどを含めた多少のモータースポーツ好きなのはこれまで何度か触れてきたが、先日FacebookだったかのSNSを見ていたら、鈴鹿サーキットで行われるサーキットクルーズのCMがアップされていた。
これは一般の方が自家用車やバイクで鈴鹿サーキットを2周走れるというイベントだ。ライセンス講習や走行の為のチューニングも不要である。
何年か前に友人が参加していたので、そのイベントの存在は知っていたのだが、今回はSNSを見た事がきっかけで何だかムズムズしてきた。開催日はちょうど休みだし、これは行くしかない!と。

そこですかさずネットで申し込む。参加費は5000円。あのモータースポーツファンの聖地である鈴鹿サーキットをフルコース2周走れるなら安いモンである。
但し誰でも参加可能なイベントなので、最高速度は直線で時速75キロくらいだそうだ。だからレーシングカーが疾走する姿と比べたらその名の通りゆっくりとクルージングをしている状態である。でもいいじゃないか、あの世界中のレーサーから最高評価の鈴鹿サーキットをフルコース走れるのだ。すごい記念になる。ワクワクしながら当日を迎えた。

私のグループの集合時間は10時10分。当日は約1時間前に自宅を出発し、現地に向かう。天気は最高。
グランドスタンドの裏にある、いつもは素通りする車両用のサーキット入口に入り、係の方に通してもらい、集合場所で受付を行った。このグループの参加者は100台くらいだろうか?
そのままスポーツ走行が可能なような車や、ファミリー用のワンボックスカー、または軽自動車の姿もある。みんなそれぞれだ。

前のグループの走行が終えてしばらくすると、私達のグループがサーキットに入り、グランドスタンド前のホームストレートで3列にならんだ。
すぐにはスタートせずに、10分程撮影タイムとなる。
久々にサーキットに入ったが、そこはいつもの観客席ではなくホームストレートの上だ。両サイドには昔と比べて遥かに高くなったグランドスタンドとピットがそびえ立ち、私はその谷間の非日常の空間にいるようだ。これはテンションが上がる。


その後、場内放送でミーティングを行い、いよいよスタートとなった。
マーシャルカーを先頭に1台ずつ付いて行く。100台くらいの内、私は真ん中くらいだったろうか?
2~3分後にスタートした。
ちなみに私はかつてサーキットを少し走ったことがあるのだが、通常スポーツ走行する時は、ヘルメットとグローブを着用し、ライトにはテープを貼って、万が一クラッシュした際に、ライトの破片が飛び散らないようにするのだが、今回はそんなルールは無い。
ただ個人的に雰囲気を楽しみたい私は2輪用のヘルメットを持ってきていたのでスタート時には被っていた。今回沢山の参加者がいらしたが、ヘルメットを被っていたのは私だけであった。ちなみにBGMはF1のテーマソングでお馴染みザ、スクウェアの「TRUTH」を大音量で流していた(笑)

サーキット走行というと高校の時に、東コースを走行出来る「R400」というゴーカート(最高速度30キロくらい)があり、何度か乗った経験があるが、フルコースは初めてである。

プロが鈴鹿サーキットを走る車載カメラ映像では何万回と観ているが、実際走ってみるとコースは随分広く感じる。「初めて走行すると迷子になる」とも言われる鈴鹿サーキットだが、それはクルージングであっても何となく分かる気がした。
それともう一つ感じたのはコーナーの傾斜が映像で観るよりもダイナミックで、コーナーによって差が激しいのに驚いた。例えば、デグナーの1つ目はフラットでクリッピングポイントが見ずらく、逆に2つ目は入口が下りで出口が上りの為に傾斜が大きく、ターンインしていく時にはすり鉢の中に飛び込むような感覚だった。
また直線では75キロまで出せるとのことだったが、速度を出してしまうとあっと言う間に終わってしまいそうなので、前の車との間隔を見ながら、あえてスピードを抑えて走っていた。

2周は想像通りあっと言う間に終わってしまったが、個人的に気になるポイントは殆どチェック出来たので十二分に楽しめた。欲を言えば全開走行が出来なかったことくらいか。(笑)

サーキット側が2か所で全車両を撮影をしてくれていたので、走行後にそれをチェックし、記念に1枚購入し、鈴鹿サーキットを後にした。
撮影といえば、今回は隣に嫁さんが乗っていたのだが、一所懸命にスマホで動画や写真を撮ってくれたので、あまりコースを見ていなかったらしい。モータースポーツの心得は全く無いのだが、私も運転に集中していたのであまり気に掛けてあげれなかった。もし次があればその辺をもっとフォローしてあげよう。

その後は近くの雷魚フィールドをチェックし、次にそこから車で数分の所にあるイオンタウンのゴルフショップでスチールシャフトを購入し、更に高速に乗って岐阜羽島のコストコに行き、最後に長島のアウトレットで買い物をして、帰りは下道を通り、松阪に戻った。帰宅は22時くらいっだたろうか?
稀に見るハードスケジュールだったが、サーキットの興奮が冷めないせいか、全然疲れなかった。

しかし翌日以降ドッと疲れが出て2~3日引きずった。( ̄▽ ̄)

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